【女性活躍推進】女性店長の先駆け!某最大手の元女性店長にインタビューしてきました。から男は読め。

ベラジオコーポレーションでは「女性の活性化」をテーマに様々な取り組みをしています。

女性の活躍を応援できるミーティングや研修、女性比率を上げるための目標設定などなど。

この度、某最大手パチンコチェーンで「女性店長の先駆け」と呼ばれた方に、女性活性化や女性の活躍についてお話を伺ってきました!

人物紹介:渋谷(しぶたに) 恵香

某最大手パチンコチェーンで女性店長の先駆け的存在。女性視点での管理職経験や人事部門での経験を活かし起業準備中。 ヒューマンラボ(株)顧問も務める

「よろしくおねがいします!早速ですが、入社どれくらいで店長着任をされたのでしょうか?」

「入社から8年です。」

 

「女性社員さんは何名くらい在職していたんですか?」

「全社員で本社も含めて3,000人ぐらいで、女性社員が250人とかそれぐらいだったのかなと。」

 

「その中で、某法人様の初代女性店長を務められた。」

「いや、初ではないんですよ。私の前にもいらっしゃったみたいで。」

 

「店長になりたいという目標はもともとあったんですか?」

「いや全然なかったです。」

 

「出世欲とかは?」

「全くなかったです。長く働くつもりはなくて、3年くらいしたら辞めようと思ってて。

2年目3年目で壁にぶつかっている時期に、上司だった方が『辞めようと思ってるなら、辞める前にとりあえず上を目指して頑張ってみたら?素質があると思うよ。それでもダメなら辞めたらいいじゃん。』みたいな。ちょっと上を目指してみようかなと思って、マネージャーになって。

女性の店長っていなかったので、店長になろうっていうのは頭の中になかったんです。あるとき当時の部長に『おお、面白いから、お前店長やってみろよ』って(笑)」

「抜擢ですね!」

「そうですね。新しいことをなんでもやりたがる方。で『困ったことあれば俺が助けるから大丈夫だよ、なんだったら俺がマネージャーしてやるよ』とか口だけは言うんで(笑)」

(ほぼ)初の女性店長を抜擢した大先輩にもお話を聞いてみた

「当時、渋谷さんを抜擢された冨田社長にもお話をお伺いしてよろしいでしょうか?」

人物紹介:株式会社トミー 代表取締役 冨田洋

当時、渋谷(しぶたに)さんを女性店長として抜擢した方。

「当時、女性店長がいなかった頃、渋谷さんを抜擢された理由はなんだったんでしょうか?」

「目標になれるようなポジションの人がいないと面白くないじゃないですか。その頃には珍しかった低貸し専門店を作ったんですけど、そのお店の客層だったら女性でも大丈夫だなと。こういう性格だから周りの同僚とか上司とかにめちゃめちゃ可愛がられてたのもあって、だからよし店長やれと。周りから『まだ早いでしょう』という声もあったけど、サポートメンバーを配置するなりして断行しました。まあ本人が努力をしてそこで店長経験を積んで、すぐ慣れたもんで。そこからは店長として独り立ちしていったんですね。」

「本当に周りの方に支えていただいて。周りの同僚もそうですし店長方も。数字的にできる先輩は山ほどいたと思うんですね 。でも女性ならではの経営と言うか、気づきの点、違う視点から見れるって言うところはあると思います。それによって営業面では上手くいったのかなと感じてますね。」

「冨田社長へ質問ですが、逆に女性店長抜擢で失敗したと思ったことはありますか?」

「抜擢自体、失敗したと思いますね。」

「えっ!?」

「えっ!?」

※その理由は続編で※

意外!?当たり前!?ユーザーとしての女性の声は

「渋谷さんは、ぱちんこ・スロットの遊技はしますか?」

「けっこう打ちます。まどマギが好きでめちゃくちゃ打ちます。良い機械ですよね、私の周りの女性スタッフもまどマギ大好きでずっと打ってる。しかも女性は朝から晩までずっと1台の機械を追っかけてくれたりしますし、私も『やっぱりこの台、いつか出るんじゃないか』とか『この台離れた後出されたら嫌だから一日中打つ』とかそういう気持ちで打っちゃったりします。」

「女性のパチンコ遊技についてははどう思いますか?」

「女性はアニメから興味を持つのではないかなと。羽根モノ・天竜とかはあまり打たないですよね。女性一人で打ちにいくことがあまりないかな?入り口は誰かに連れられていく、ならば隣同士で打てるようなところであればきっかけとしてはアリかな?」

「天竜の横にまどマギとか?(笑)」

「そうですねw そういう意味では認知度の高い台はありかもしれない。」

まどマギで累計…サンドには…

「女性ユーザーの獲得には、もっと女性の声を聞かなければいけませんね。」

「そうですね。女性が活躍しようと思ったら、遊技をするかしないかと言うのは大切な要素になってくるのではないかなと思います。」

女性の活躍・活性化について一問一答

「女性社員の活躍が必要な理由とはなんでしょう?」

「パチンコ業界って今でもまだ男性上位なのかなと思います。働いてる人の多くはもちろん男性で、店長をされているのも断然男性が多い…ていうかほぼそうです。」

ちょっと場所を変えて。

「でもこれからの時代というのは同じことをやっていても衰退していくだけ、新しいチャレンジが必要です。もちろん働き手としての女性の活躍も大事ですが、新しい顧客開拓として女性のお客様を取り込もうと考えた時には、女性の気持ちがわかるのは女性なのかな。女性がもっと活躍できる業界になった時には、遊技人口であったり働き手であったり、業界のイメージなどを変えていけるのかなとは思います。」

 

「女性が活躍するのを応援するのは企業として必須だと思いますか?」

「必須ですね。

今も人材不足で、外国人労働者を入れられない業界ですし。あと、ホールが男性だけというムサいお店に行きたくないですよね(笑)多くの女性に働いていてほしいって考えると働きやすい職場を作る、そのためには女性がいっぱいいる方がいい、女性の意見がいっぱい通る会社の方がいい、と考えると女性の活躍推進をしていくと最終的にはお客様も増えると言うところに多少なりとも繋がっていくんではないかと。

大事なのはどっちかに振り切ること。中途半端に『女性活躍応援してますよ』とやると逆効果、不満が募るかな。」

 

「キャリアアップを目指す女性社員を増やすの方が良いでしょうか?」

「役職者を増やしたいと会社が言ったとしても『なんのために増やしたいのか』というのをしっかり伝えないとダメ。(女性役職者が増えると)こういう効果があって、会社にとっても働く女性にとってもWin-Winだから増やしたいんだよね、っていう会社のコンセプトがあれば良いと思います。」

「女性店長がいるということの会社へのメリットは大きかったですか?」

「女性店長や女性の役職者が増えれば増えるほど女性の入社も増えてくると思います。短期的なメリットというよりも長期的に見て大きなメリットになっているのではないかなと。」

 

「女性店長・女性の役職者として悔しい思いなどはしましたか?」

「お客様トラブルがあった時に、役職者呼べとか店長呼べとか。私が責任者でも、上の者呼べって言われて。私が責任者ですと言っても『女じゃ話にならないから、別の人にしてくれ』みたいな。そう言う事は多々ありました。お客様からしてみたら、話はしたいんだけれどもお前じゃ話にならないんだよ、みたいな。

そういう時は心の中でチクショウとか思いながらも後輩の男性マネージャーに代わってもらって…すごく悔しかったもしたんですけど。」

「でも自分が年齢を重ねるにつれて心境の変化がありましたね。お客様が納得するんだったら別に誰でもいいじゃんって思えるようになったんですね 。例えば入れ替え作業とかも重いものを持つってやっぱり体力的に女性は厳しい。男性社員に『いやさすが、かっこいいね』っておだてながら、男性の良さ女性の良さ、って出していけるようになりました。」

「女性活性化をすすめるホールさんへ、具体的にアドバイスはありますか?」

「ロールモデルは作ったほうがいいと思います。

誰か一人いい見本となる人がいると、こんなことができるんだ!と思える。その一歩を踏み出せる人が出てきたら、色々と前進する。

入ってもやめちゃうっていう話が良くありますが、そもそも何で辞めるのか?入ってる子達がパチンコスロット全くしなくて、やっぱりこの業界働いてても面白くないなーと思ってるのは、どこの会社でも多いことだと思うんです。その人たちがいかに会社を好きになるか。パチンコスロットを好きになるだけじゃなくて、会社をすごく好きになって、この会社だったらずっと働きたいなと思えるようになるように。

そもそも女性が少ないから女性が働きづらい、だと思うんですよね。なので配属の時に女性を固めるとか、同期を固めるとか、地方の店舗に配属しないとか、続けやすくなるような配慮は色々してました。そういう取り組みは大事だったかなと思います。」

 

「人生設計について、プライベート両立というのは可能でしたか?」

「今からの時代は可能だと信じています。

私の頃は、猛烈に仕事に集中していました。9:1、下手したら10:0くらいで仕事全振り。

でも男性は無責任に『結婚しないのか?』って。どこに出会いがあるの?どこに謳歌する時間があるの?って感じで。

結局30代中頃で、プライベートの少なさに危機感を感じて店長職を降りました。そこからは人事部のお仕事などをしていたんですが、その後すぐ結婚しました。

やっぱり、20代の時と30代の時で「結婚」「出産」「お金」などについて考え方って全然変わるので、そういった悩みやライフスタイルを受け入れられる制度・体制が必要ですね。」

「これからの時代はダイバーシティもテーマです。働き方改革などもあり、仕事とプライベートの充実というのは可能になっていくでしょうね。」

「採用、定着、人材確保の為の女性登用。お店の雰囲気、ブランド、集客としての女性活性化。そして女性が安心して働ける制度や支援など。大変だと思いますが、やりがいはとってもあると思います。女性活性化と言うテーマは。」

「まず女性に思い切って任せてみる、そうすると意外と頑張る。女性は責任感が強い方も多いですし。もっと女心を理解してもらわないとですね(笑)」

「日本中の男性幹部に届いて欲しいです(笑)今日はありがとうございました!」

女性ならではの目線で貢献出来たこと。女性ならではの悩みで苦悩したこと。かと思えば男勝りな一面も多々(笑)

本稿では書けないようなエピソードも沢山聞かせて頂くことが出来ました。

これからもパチンコ業界で女性の活躍を応援して行くであろう渋谷さん、私たちもとても勇気をもらうことが出来ました。

渋谷さんのお話を聞いてみたい!と言う方はぜひオファーしてみて下さい。

これからもベラジオプラスでは女性活性化についての活動などをお届けしていきます!

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WRITER Plus編集長

編集長★

BELLAGIO Plusの編集長。社内の取材をしたり、催事の取材をしたりして記事を書いています。取材同行歓迎!