新☆連載【ビジネスマナー向上講座】vol.1「上座・下座」の正しい位置、知っていますか?(前半)

社会人のマナーとして、気を付けなければいけないことは、言葉遣いや身だしなみだけではありません。

お客様が会社にいらっしゃるとき、上司や先輩を交えて会議や食事をするときに気を付けなければいけないのは、上座(かみざ)と下座(しもざ)。

目上の方やお客様が座る場所を「上座」目下の人や接待する側が座る場所を「下座」と言います。

会議室や応接室だけでなく、エレベーターやタクシー、電車の席にも上座、下座があります。先に登場した新人さん、エレベーターではどこに乗るのがよかったのでしょうか。

エレベーター以外の上座、下座も一緒に確認してみましょう。まずは社内での上座、下座です。

 

会議室の場合

社内メンバーだけの会議や打ち合わせの場は、どこが上座になるでしょうか。一般的には議長席を中心に、入り口から遠い方が上座、入り口に一番近い席が下座とされています。

入り口に近い場所だと、人の出入りがあり、ドタバタと騒がしいことが多いです。

目上の方には入口から離れた静かな場所にかけて頂きましょう。

ただ、会議室に常設のモニタやプロジェクターがある場合は、入り口や議長席に関係なく、見やすい位置が上座になる場合もあります。

定期的に開催される打ち合わせの場合は、前回の様子に合わせて調整するのも、ひとつの方法ですね。

 

応接室の場合

お客様がいらっしゃったときは、上座をご案内しましょう。

会議室の時と同様に、入口から遠い席が上座になります。

また、応接セットのような場合であれば、ソファが上座になり、一人用の椅子が下座になります。

 

エレベーターの場合

エレベーターの中にも上座、下座があるので注意が必要です。

上座はエレベーターの操作盤がある奥側、下座は操作盤の前です

目上の方と一緒にエレベーターに乗るようなことがあれば、積極的にエレベーターの操作をするようにしましょう。

また、エレベーターに、お客様や目上の方をご案内する場合、外で扉を押さえて先に乗って頂きます。

ただ、状況によっては、案内役の人が先にエレベーターの中に入り、操作盤の「開く」ボタンを押しながら、扉を手で押さえ、ご案内することも。その場合は、「先に失礼します」などと声をかけてエレベーターに乗り込むようにしましょう。

エレベーターから降りる際は、お客様や目上の方から降りて頂くようにしましょう。この場合も扉を手で押さえて案内するとスムーズですね。

また、エスカレーターの場合は、上りと下りで変わってきます。

上りの場合は相手の後ろに立ちます。下りの場合は「先に失礼します」と言い、相手よりも先にエスカレーターに乗るようにします。

どちらの場合も、相手の方を見下ろすことがないように、相手よりも下段のステップに立つことを心がけましょう。

 

まとめ

今回は、いずれの場合も基本的なパターンをご紹介しました。

中には、喫煙や電話で席を立つこと多く、入り口に近い席や、通路側の席を希望される方もいらっしゃいます。その場合は、上座、下座を無理に押し付けず、相手の意向を伺うようにしましょう。

一般的なマナーとして、上座、下座を覚えておくと、お客様や目上の方をスマートにご案内することができます。これで社会人としてのポイントもアップしますね。

 

画:あんじゅ先生

Twitter:@wakanjyu321

WRITER BELLAGIO Plus編集部

編集部員

BELLAGIO PLUS編集部の中の人達。何人いるか分かりませんが、みんな一生懸命書いています。