それってタメ口!?敬語だと間違えて使いがちな日本語35選

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「敬語だと思っていたのに実はタメ口だと注意されてしまった……!」

 

そんな悲しい経験、誰しも1回はあるのではないでしょうか。

ビジネスに限らず社会生活に敬語表現はかかせません。

いくら尊敬していても、言葉を選び間違えては相手を不快にさせてしまいますからね。

 

今回は間違えやすい敬語の実例36選ということで、とくに間違えやすいものをピックアップしました。

これを参考に、ぜひ綺麗な敬語を使うビジネスパーソンとして活躍してくださいね!

 

1.ご苦労さまです

 

ご苦労さまは目上の人が目下の人に対して使う言葉です。

上司や取引先相手には「お疲れさまです」と言いましょう。

 

2.了解しました

 

「承知しました」もしくは「かしこまりました」が正しい表現です。

アミューズメントの現場では「了解しました」を使いがちですが、今後のためにも気をつけてみるのは如何でしょうか。

 

3.ご一緒します

 

「ご一緒」という表現は対等な関係に使うもの。

目上の方には「お供します」が正解です。

 

4.しばらくぶりです

 

敬意を表すのであれば「ご無沙汰しております」が正しいです。

相手の立場に関係なく使う場合でも「お久しぶりです」と言うのが良いでしょう。

 

5.お世話様です

 

「お世話様です」という日本語は基本的にはありません。

「いつもお世話になっております」が正解です!

 

6.大変参考になりました

 

「参考」は“自分の考えの足しにする”という意味です。

目上の人には「大変勉強になりました」と伝えましょう。

 

7.どちら様でしょうか

 

「様」がついているものの、目上の人には失礼な表現です。

会社に訪ねてきたお客様になどは「お名前をお聞かせいただけますか」とたずねましょう。

 

8.どうしますか

 

「いかがなさいますか」が適切です。

 

9.させていただいております

 

「させていただく」は、「それを行うことで自分が恩恵を受けるとき」かつ「相手の許可が必要なとき」にだけ使う言葉です。

例えば、「明日の待ち合わせですが、13時から15時に変更させて頂きたいのですが如何でしょうか?」

自分にとって恩恵がある相手の許可が要る、の二つを満たしているので正解。

基本的には「しております」と表現しましょう。

 

10.すいません

 

「すいません」は話言葉で、正しくは「すみません」と言います。

ですが、すみませんというのもビジネスシーンではいまいちだと考える方もいます。

反省した気持ちを表現するなら「申し訳ございません」と伝えるのが正式ですね。

 

11.役不足

 

役不足とは自分の実力より与えられた役目が軽い状況をさします。

例えば「私では役不足です。」→『ワイにはチョロい仕事やで!』(意訳)

謙遜しているようで全くしていないんですね!

能力が足りないときは「力不足」もしくは「力量不足」と伝えましょう。

 

12.わが社

 

社内で使われる言葉ですが、外に向けて発信するのはNGです。

「弊社」もしくは「当社」が正しいので使い分けましょう。

ちなみに、「弊社」はちょっとへりくだるときに使います。お客様やお取引業者様などに対してでしょうかね。

「当社」はへりくだる必要のないときや、ちょっと強硬なお話のときに使います。

使い分けには十分気をつけてくださいね。

 

13.なるほどですね

 

もともと「なるほど、そうですね」という言葉の省略形ですが、「なるほど」という表現自体が目下の人に対して使うもの。

「確かに」や「おっしゃるとおりです」と言いかえましょう。

「左様でございますか」などもグッとデキる感が上がりますね。

 

14.おわかりいただけたでしょうか

 

目上の人には「ご理解いただけたでしょうか」と確認しましょう。

 

15.お座りください

 

犬のお座りのイメージが強いためビジネスシーンではNGです。

「お掛けください」と伝えましょう。

 

16.御社について存じ上げております

 

~あげる、人に対して使う言葉です。御社は人ではないので、「御社のことは存じております」が正しい表現です。

ちなみに、「御社」「貴社」の使い分けはご存じですか?

「御社」は話し言葉、

「貴社」は書き言葉 です。

面接や打ち合わせでは「御社」ですが、メールやお手紙の文書では「貴社」を使うようにしましょう!

 

17.お体をご自愛くださいませ

 

「自愛」という言葉には既に「体を大事にする」という意味が含まれています。

なので、「お体を」という表現はいりません。

「腹痛が痛い」みたいになっちゃいますので気をつけましょうね。

 

 

 

18.~になります

 

「〜になります」は物が変化していく様子を表す言い方です。

それ以外には使用しないので気をつけましょう。

 

(例)釣銭を渡すとき

 

NG:「●●円のお返しになります」

OK:「●●円、お返しいたします」

 

(例)お手洗いの位置を聞かれた場合

 

NG:あちらになります

OK:あちらでございます

 

19.~のほう

 

「お釣りのほう」「商品のほう」などと使いがちな言葉ですが、日本語としてはNGです。

 

NG:「○○部のほうで担当いたします」

OK:「○○の部署が担当いたします」

 

NG:「お茶のほうをお持ちしました」

OK:「お茶をお持ちしました」

 

NG:「担当のほうから折り返し連絡いたします」

OK:「担当から折り返し連絡いたします」

 

20.お名前をちょうだいできますか

 

名前は聞くもので、頂くわけではありません。

お名前を聞く!と、名刺を頂く!(頂戴する)が混ざったハイブリッド誤用の例ですね。

「お名前をうかがってもよろしいでしょうか」などが適切です。

 

21.とんでもございません

 

「とんでもない」でひとつのまとまった言葉として成立しているため、「ない」だけを「ございません」と変更するのはNGです。

「いいえ、とんでもないです」や「恐れ入ります」が正解です。

 

22.よろしかったでしょうか

 

今の状況を聞いているため過去形ではなく「よろしいですか」が正解です。

 

NG:「今、お時間よろしかったでしょうか」

OK:「今、お時間よろしいですか」

 

23.申されていました

 

正しくは「おっしゃっていました」です。

 

24.お客様がお越しになられました

 

お客様に対しては「いらっしゃいました」「お見えになりました」などと表現しましょう!

 

25.○○様が参られています

 

「参る」は自分に対して使う言葉です。

来てくださった方は「○○様がお見えです」などと表現しましょう。

 

26.本日は休みをいただいております

 

「本日休みを取っております」が正しい表現です。

 

27.○○様でございますね

 

「ございます」も丁寧ではありますが、「○○様でいらっしゃいますね」が適切。

「店長の田中でございますね」など、自社の人間に対して使うのはOKです。

 

28.どうぞお召し上がり下さい

 

召し上がるという言葉ですでに尊敬語としてできあがっています。

「どうぞ召し上がって下さい」が正しい使い方ですね。

 

29.おられますか?

 

「いらっしゃいますか?」が正しい表現です。

 

30.どうかいたしましたか?

 

「いかがなさいましたか?」が正しい表現です。

 

31.どちらにいたしますか?

 

「どちらになさいますか?」が正しいです。

 

32.上司にも申し上げておきます

 

社外の方に上司をもちあげてしまっているので、「上司にも申し伝えておきます」と伝えるようにしましょう。

 

33.お客様をお連れしました

 

「お客様をご案内いたしました」「お見えになりました」などが正しい表現です。

 

34.ご注意してください

 

「ご注意ください」が正しい表現です。

 

 

35.明日は来られますか

 

「明日はいらっしゃいますか」が正しい表現です。

 

 

正しい敬語で自信をもって接客しよう

 

敬語表現はご紹介したもの以外にもたくさんあります。

今回は特に実用的な36個をご紹介しました。

間違えて覚えていたもの、今までもちゃんと使えていたもの、どちらもあったのではないでしょうか?

 

態度でいくら気持ちをこめていても、失礼な言葉使いでマイナスの評価がついてしまうことはあります。それを気にするかどうかは個人差がありますが、自信をもって対応するためにも最低限のマナーは学んでおきたいですね!

しっかりとした言葉で誠意を伝えれば、気持ちがより伝わり仕事が楽しくなりますよ!

EDITOR 中馬さりの

ライター・編集者

旅暮らしするフリーライター。1992年、東京生まれ。高校在学中にライター業を開始。文化女子大学服装学部を卒業後はアパレルメーカーで広報を経験。2016年からフリーライターとして活動を開始。多数のメディアへの寄稿、編集業務を担当中。

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