あなたの旅にも役立つかも? ホール探訪便利ツール7選

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こんにちは。パチンコライターの栄華です。

夏ですね。
夏休みですね。
夏休みと言えば  ですね。

わたくし、人に自慢できるような特技は何ひとつない人間ですが、「パチンコ店を訪ね歩いて撮った写真の枚数」なら、人類史上最上位クラスではないかと思っております。これまで撮影したホールの数は 8年半で47都道府県・2200店舗。これだけ全国津々浦々ほっつき歩いていると、さすがに旅慣れてくるものです。

そこで今回は、ホール探訪のエピソードをお話しつつ、あなたのサマーバケーションに役立つかもしれない「旅の7つ道具」をご紹介します。

 

とても歩く旅

2200店舗のパチンコ店を訪ね歩いた、と申しましたが、私の旅の特徴はその6割強を 公共交通機関を使って訪れている ことだと思います。全国を旅打ちをしているパチンコ・パチスロライターさんは私以外にもおられますが、皆さん主な移動手段は車です。まあ、至極当然ですね。鉄道・バスの本数が少ない地域ではどうしても効率が悪くなりますし、お金だってかかりますから。

私とて、できることなら自家用車やレンタカーを使いたいですが、それは不可能なのです。

若かりし頃、仕事で車に乗っていた時期に何度も何度も事故を起こしそうになり、周囲の人間から 一人で運転することを厳しく禁じられました。ママチャリすらマトモに乗りこなせず数えきれないほど痛い目に遭っています。私の運転行為は 社会の害悪 にしかならないのです。運転に必要な高次脳機能に欠陥があるのだと思います(たぶん)。

試練のように運命づけられた公共交通機関でのホール探訪ですが、お陰様でよほどの僻地でない限り「行けない場所は無い」と思えるようになりました。簡単なことです。電車やバスでなるべくホール近づき、あとは歩けばいいのです。

これはスマートフォンに標準装備されているアプリが勝手にカウントした、今年1月31日の私の歩数です。約14000歩。昼過ぎに名古屋の自宅を出て、夕方から関東地方のホールを探訪しました。

普段から適度に体を動かしておられる方なら「このぐらい普通でしょ」ってなもんでしょうが、普段どころか人生において運動経験のないアラフィフにはけっこうズシンと来ます。旅の道具や着替えの入ったリュック(6kgぐらい)とカメラ一式をずっと身につけて、1週間以上(この時は9日間)旅をすると「ああ、身体をイジメているなあ」とひしひし感じます。

9日間のペドメーター画像をコラージュしてみました。9日間の合計歩数は 19万5246歩。私の身長と年齢から1歩を60cmぐらいと考えると、歩いた距離は約120km。ちなみに山手線一周は34.5km。東海道なら 日本橋~沼津宿 あたりまで行けますか。

徒歩→交通機関→徒歩→ホール観察・撮影→徒歩→交通機関

この流れを朝8時ぐらいからホールの閉店時間まで延々と繰り返します。費用はすべて自腹 なので節約したいところですが、疲労を回復しなければならないのでカプセルホテルやネカフェは避け、ホテルに泊まります(なるべく4000円台以内)。チェックインは毎日24時近くこんな旅が1週間を超えると、朝イチから足がもつれる ようになり、膝や股関節の痛みで思うように歩けなくなります。

旅を終えたとたん1日5000歩も歩かない生活に戻りますが、帰宅して3日ほど経つ頃、旅の名残が退屈な日常にスリリングな悪戯を仕掛けてきます。両足(膝から下)がパンパンに腫れ上がり、半月近く元に戻らないのです。リュックのストラップでワキを圧迫し続けたせいか腕を上げると激痛が走り、肩・背中・腰はマッサージ師が青ざめるほどカチコチに凝り固まります。一番厄介なのは うつ傾向を伴う倦怠感 です。急に限界を超えて無茶をするので身体が悲鳴をあげるのでしょうね。

基礎体力を上げるための努力は続けられないくせに、探訪に出かけるとタガが外れて無茶をしてしまいます。好きなことしか頑張れないダメ人間が命を縮めながらホールを訪ね歩いているのです。

消えてはすぐ忘れ去られ、記憶にも記録にも留められず、「打たざる人々」の視界からブロックされてきたパチンコ店たち。私は旅をしながら、多くの人が見過ごしてきたパチンコ店の魅力を「発見」し続けています。猥雑でたくましく、物悲しくて美しい彼らにこの手で触れたくて、訪ね歩かずにいはられないのです。

 

 

7つ道具の話をしよう

ではそろそろ7つ道具の話に移ります。旅に欠かせないものは数々ありますが、「ホール探訪ならではの道具」かつ「皆さんの旅の参考になるかもしれない道具」をチョイスしました。

 

①ゴミ袋(45リットル)

これは 雨具 です。体力がありませんので、とにかく荷物を軽くしたいのです。これまでの経験から、リュックはどんなに重くても「6kg台」の壁を超えてはならぬことが判明しています。しかし雨具は絶対的な必需品。以前は少しばかり色気づいて小洒落たリュックカバーやレインポンチョを持参していましたが、悲しいかな無駄にかさばるだけでした。電車やバスに乗降するたび脱ぎ着するのも面倒ですし、乾燥・収納の手間もかかります。その点ゴミ袋なら使い捨てにできます。こんなに便利な雨具が他にありましょうか。

え、見た目が汚い?
気にしたら負けですね。

 

②ヘッドライト


探訪中はなるべく多くのホールを訪ねようと閉店ギリギリまで頑張るので、まあまあ遅い時間まで夜道を一人歩きすることになります。これがですね、めちゃくちゃ怖い のです。

繫華街ならへっちゃらなんですが、時には街灯がひとつもない見渡す限り畑みたいな地帯のあぜ道を、数km先の駅を目指して歩かなければいけないこともあります。怖くて怖くて頭の中は「物の怪または狂人に惨殺されるイメージ」でいっぱいになり、暗闇から何か物音でもしようもんなら発狂しそうなほど取り乱します。両手は命綱のスマホを操作しているので、灯りはヘッドライトがベストなわけです。

しかし傍から見れば、暗闇の中をガチガチに緊張して物音にビクつきながら額を光らせてる中年女 のほうがよっぽど物の怪ですわね。

 

③紙おむつ


公共交通機関の移動は 乗り継ぎがとてもタイト です。前日のうちに「どの駅で何行きの電車に何時何分に乗り換える」という移動計画を立てるのですが、都心から離れるほど運行数は減り選択肢もなくなります。すると、食事はおろか トイレ休憩すら取れない魔の乗り継ぎ を完遂するミッションが生じてしまうのです。

そんな日は意を決して、「紙おむつ」を装着 します。

この商品は薄手で下着のような使用感なのでたいへん重宝しています。蛇足ながら申し上げておきますと、今のところまだ この中にしたことはありません。

 

④スマホアプリ


「グーグルマップ」「乗換案内」「雨雲レーダー(Yahoo!天気)」は、ホール探訪における三大必須アプリとして私の中で不動の地位を占めて来ましたが、最近ぐぐーんと株を上げているのが「NAVITIME」です。なんといっても バスの時刻表とバス停の情報 が正確。

ちなみにNAVITIME使用前は、

1.目的のホールに一番近い公共施設(役所など)を調べて公式サイトを見つける。
2.その施設の「アクセス案内」からバスでの行き方を調べる。
3.バス会社のサイトを見つけて路線図と時刻表をダウンロードする。
4.GPSを作動させてバスに乗り、グーグルマップを見ながらホールに最寄りと思われるバス停で降りる。

 

という過程を経てローカルバスを乗りこなしていました。これがなんとNAVITIMEなら、住所を入力するだけで一発検索できてしまうのです。月額利用料の何倍も価値がありますね(ステマではない)。

 

⑤こういう三脚


撮影機材については詳しく語りませんがひとつだけ。三脚は本当にあれこれ試行錯誤しました。「軽い」「小さい」という謳い文句には一通り飛びつき、スタンドポッドも数種類試しましたが重くて断念。たどり着いたのがこのタイプのミニ三脚です。リュックに入っていることを忘れてしまうほどの軽さ が最大の魅力。もっとちゃんとした物を使いたいのは山々ですが、この子を楽しく使いこなすのも一興と割り切っています。

 

⑥レッグカバー


廃ホールを撮影する時はレッグカバーを装着 します。足の肌が露出しないようにするためです。草が生い茂っている場所に足を踏み入れた際に、肌を傷つけたり虫に刺されたりするのを防ぎます。私は使い古した 厚手の靴下の足の部分をハサミで切ったもの を持ち歩いてます。ホントは撥水加工の施されたポリエステル製のが欲しいけど、本格的な登山や廃墟探検ではないのでこれで事足りてます。

 

⑦ひも


冬は寒さから、夏は直射日光から頭部を守る 帽子 はホール探訪のマストアイテム。しかしつば付き帽は風が強いと簡単に吹き飛ばされてしまいます。あらかじめハットストラップが付いた物を買えばよいのですがなかなか好みの物がなく、帽子クリップは「脱げないようにしたい」私には不向きです。

そんな時に便利なのが 何の変哲もないヒモ。このヒモを帽子の上から掛けてアゴのところで結べば、強風を気にせず撮影に集中できるのです。

え、見た目が貧乏くさい?
私は気になりませんけどねえ。

 

さいごに

いかがでしたか。ホール探訪の悲喜こもごもをかなりリアルにお伝えできたのではないかと思っております。いろいろ大変そうだな~と感じられたでしょうが、車さえ運転できれば回避できる苦労ばかり なのが泣き笑いを誘うポイントです。

自分で車を運転してもっと気軽に出掛けられたら、解体される前にあの廃業ホールに触れられたかもしれない。撤去されたあの店のネオンサインを撮り逃さずに済んだかもしれない。

そんな後悔に苛まれることもありますが、公共交通機関を使って訪れたからこそ発見できたもの、経験できたことも沢山あったと思うようにしています。ホールの閉店が相次ぎ、常に無力感と背中合わせですけどね。

「どんな遠回りをしても成ることは成るし、近道をしても成らないことは成らない」

いつまで経ってもライターとしてパッとしない私に知人がくれた言葉です。焦らず身の丈に合った方法で成し遂げたいことに近付いてゆくしかありません。今日も旅に出ます。

 

WRITER 栄華

ライター

「パチンコの周辺文化」を探究するフリーライター。全国2200店以上のホールを訪ね歩き写真を撮影するほか、「パチンコ店のトイレ研究」や「パチンコ書籍の蒐集」など、他の追随を許さない独自の着眼点が注目されている。活動媒体は「パチンコ必勝ガイド」「パチンコ・パチスロTV!」など。

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